★7月30日(月)

 午前10時から、「スマホやネットに潜む危険」をテーマとする校内研修を行いました。講師は、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社の篠原嘉一先生です。

 先生は、スマホやネットによるトラブルは、今や小学校低学年まで広がっていることや、トラブルが生涯にわたって大きな影響を及ぼすこと等、さまざまな危険について具体的にお話しくださいました。

 そして、このようなことから生徒だけでなく私たち自身も気を付けなくてはならないことを、実際にスマホを使って学ぶことができました。

「持ってても使わない我慢の力を育むための不便体験をさせる」「誹謗中傷は、投稿者に返ってくる」「書かれても無視する勇気を持つ」など、生徒たちに伝えたいことが盛りだくさんです。

 スマホやネットに潜む危険から身を守り、生涯後悔することのないように上手に活用してほしいと強く願っています。

 生徒向けには、12月上旬に特別授業を予定しています。

   

★7月23日(月)

 午後2時から、特別の教科道徳の校内研修を行いました。講師は、長年にわたって道徳教育の研究に携わってこられた大阪教育大学名誉教授の藤永芳純先生です。

初めは、パワーポイントを使っての講義です。道徳性は、社会に適応して生きていくために必要な力であること、言葉や行動を支えているのは「こころ」であり、「こころ」を育てることで、言葉や行動の本質を変えることができること などを学びました。また、小学校の道徳教材「はしのうえのおおかみ」を用いた授業づくりや評価について、ご指導いただきました。

続いて、道徳教材を用いた実践的な研修です。中学校教材「二通の手紙」を用いて、教材分析と中心発問づくりのワークを行いました。くじで6つの班に分かれた先生たちは、活発に意見を交わし、ホワイトボードにまとめていきました。

最後に、先生からコメントをいただき、質疑応答で終わりました。

中身の濃い2時間半の校内研修となりました。次は、実際に研究授業を観て指導していただく予定です。

 

  

 

★7月11日(水)

4時間目、私田中と宮崎先生の2年生道徳「出船の位置に」の授業を行いました。

「望ましい生活習慣を身に付けておくことの大切さを自覚し、自らを律し、生活を正そうとする道徳的実践意欲を培うこと」が、本時のねらいです。

導入部分で、大切にしている生活習慣と改善したい生活習慣について、日常生活をふり返りました。起床・朝食・身辺整理・就寝など8項目について自分で考え、一人ひとりホワイトシートにエピソードを書きました。

「就寝時刻」の改善が必要と感じている生徒が多く、「夜遅いので、朝は食欲がない」「母に起こされる」など、エピソードを数人が披露してくれました。

続いて、「出船の位置に」という資料を読みます。水産高校の教師だった筆者がかつて教え子に語った「出船の位置に」という言葉。その言葉を胸に刻み大人になった生徒たち。毎日の生き方の基本を示唆したアレゴリーから、生活習慣というものが生き方に及ぼす影響について考えることができる資料です。

一回の読み聞かせでは難しいかなと思っていたのですが、生徒たちは「習慣の大切さ」や「日々の積み重ねが将来役立つこと」などを感じ取り、発表してくれました。

最後は、「私たちの道徳ー文部科学省資料ー」にある次の3つの言葉を示して、共感できるものを選び発表しました。

***人は繰り返し行うことの集大成である。だから優秀さとは、行為でなく、習慣なのだ。アリストテレス***

***何事にも節度を守れ。何事にも中央があり、その線が適切のしるしなのだから。ホラティウス***

***早寝早起きは、人を健康で豊かで賢明にする。フランクリン***

どれも心に響く言葉で、生徒たちの書くスピードが速くなっているのを感じました。

生徒たちが正直に自分を見つめようとする姿をうれしく思うとともに、私も宮崎先生も、生徒と同じ目線で自分の生活習慣をふり返る時間となりました。

   

★7月12日(木)

1時間目と3時間目、辰巳先生・辻野先生の1年生国語科少人数指導「構成を考えて書こう『私』の説明文」の授業がありました。

書く材料を集め、伝えたい内容にふさわしい文章構成で説明文を書き、話し方を工夫して発表できるようにすることが、単元の目標です。

二人の先生たちは、一人ひとりの生徒の説明文を集めて、「序論・本論・結論」の構成で書けているか、適切な表現ができているかを丁寧に指導していて、どの生徒も説明文が出来上がっていることに感心しました。本時はその説明文の発表ですが、初めは、詩「あめんぼの歌」を使った発声練習。大きく口を動かし、はっきりと音読するように指示すると、生徒たちは元気よく読み始めました。

次に、わかりやすい話し方のポイント「話す速さ(緩急)・声の強弱・姿勢」などについて既習事項を確認します。生徒たちは、ポイントがわかるように、自分の説明文にラインを入れていました。

班練習では、お互いの話し方や内容について、気づいたことを伝え合います。楽しく発表し合って、自然と拍手が起こっていました。

最後は一人ずつ前に出て発表です。わかりやすい話し方を意識している生徒の中には、ずっと原稿を見るのではなく、懸命に顔をあげて発表しようとする生徒もいて、とても印象的でした。

「宿泊学習」「クラブ選択」「新しい友達」その他、題材が豊富なので聴いていても飽きません。どの生徒も評価シートに友達の感想を熱心に記入していました。

参観していただいた市教委のアドバイザーからは、少人数指導を効果的に活用し、一人ひとりが書きたい内容を、相手にわかりやすく伝えることができるように工夫した授業との評価をいただきました。

友達の説明文から学んだことを、次の学習につないでくれることを期待しています。

     

 

★7月10日(火)

2時間目、藤原先生の2年生英語科「動詞(giveなど)+A+B」の授業がありました。

動詞(giveなど)+A+Bを含む文を使って話したり、聞いたりして、会話の内容を理解できるようになることが、単元の目標です。

初めに、「私は彼にチョコをあげます I give him a chocolate. I give a chocolate to him.」の復習をした後、藤原先生は、4つの場面絵「Mikaが入院している」「Mr.whiteが日本語が読めなくて困っている」「Rajが誕生日」「 Shihoが泣いている」を示しました。そして、一つの場面を選んで、「あなたならどうしてあげるか」を1分で考え、英語で表現します。 I will give Mika fruit. I will give Raj a birthday present.I will teach Mr.White Japanese・・・わからない語句は辞書で調べて工夫します。

次は、新しい単語を繰り返し発音練習した後、本文を繰り返して読みます。英語―日本語―英語―日本語・・・とペアで練習して発表した後は、まとめがスクリーンに映し出され、ノートに書きとって終了。あっという間の1時間でした。

少人数学習のよさのひとつは、発表の機会が何度もあることです。音読、和訳、英作文などのペア学習を積極的に取り入れ、「読む・書く・聞く・話す」を繰り返して、生徒たちは大忙しですが、その分大変中身の濃い授業になっていました。

どの生徒もしっかり声を出し、英語での表現を積極的に学ぼうという姿勢に感動しました。さまざまな表現方法をしっかり身に付けて、英語力を高めていってほしいと思います。

        

 ★7月6日(金)

6時間目、鈴木先生の1年生英語科「一般動詞の疑問文・応答文・否定文」の授業がありました。

一般動詞の疑問文・応答文・否定文を理解し、使えるようにすることが、単元の目標です。

鈴木先生は、黒板にTARGETを示し、4枚のフラッシュカード 「have like play sing」を掲示しました。

Do you have a dog?  Yes,I do. I have a dog.

Do you like swimming? No,I don't. I don't like swimming.

最初に、テープで発音の練習をした後、先生と対話の練習をします。

張りのある声が響き、元気いっぱいの一年生。発言にも意欲的でたくさん手が挙がります。

続いて、生徒同士のコミュニケーションです。生徒たちは小学校でも二人組のやり取りをしてきていますので、どんどん動いて相手を見つけ、抵抗なく楽しそうに対話しています。

最後は教科書の本文を繰り返して音読し、先生がペアで覚えるように指示しました。

生徒たちはあっという間に覚えて、積極的にペアで発表。本時のCONCLUSION(終末)に達成したい「Do you ~ ?」の表現をしっかり身に付けることができたようです。黒板の虫食い問題(単語を当てはめます)も、4人がとても丁寧な文字で完成させることができました。

新しい学習指導要領の完全実施に向けて、小学校の英語につながる中学校の指導方法の研究に取り組んでいるところです。特に一年生はつなぎ目ですので、市教委のアドバイザーの先生の助言のもと、「話す」「聞く」「読む」「書く」をバランスよく指導するとともに、実際の場面で使える英語力を身に付けるよう取り組んでいきたいと考えています。

    

★7月6日(金)

4時間目、橋本先生の3年生社会科「戦局の悪化と戦時下の暮らし」の授業がありました。

国際協調と国際平和の大切さを実感し、二度と戦争を繰り返してはならないことを理解することが、単元の目標です。

橋本先生は、本時のめあて「戦争中の常識って?当時の間違いを考えよう!」を提示し、修学旅行で聞いた「下平さんの体験談」を想起させました。そして、一枚の写真を大型TVに映し出し、課題「この写真は何をしている様子か」を与えます。生徒たちは「あちこちのお寺の鐘が集められている」「金属が足りなくて、武器を作れないから集めたんだ」・・・

続いて2枚目は「贅沢は敵だ!」という看板の写真を映し出し、当時の庶民になったつもりで気持ちを発表させました。「がまんしないと」「贅沢してはいけないんだな」という庶民もいれば「早く戦争終わってほしい」「なんでやねん」と不満を抱いていた庶民もいたはず・・・との意見が出たところで、この看板に「素」を書き足した「贅沢は素敵だ」という落書きがあったことを伝えます。

最後は、ひとつの表を映し出しました。課題「この表から、何か気づくことは?」について、班でホワイトボードにまとめるのですが、どの班も動きが早くて感心しました。「沈んだ戦艦の隻数を、実際とは異なる数で新聞報道し、戦う意欲を高めようとしている」「本当のことを知らせたら、庶民が騒ぎ出したり、戦争に協力しなくなるのでは」といった当時の状況を読み取った内容が各班から発表され、戦時下の状況を自ら深め合うことができていました。

市教委のアドバイザーからは、生徒たちの意欲が大変高いことを評価していただくとともに、社会の学習を通して必要な用語を身に付けるなどの「知識・理解」と、社会的事象の意義や特色などを主体的に学ぶ「思考・判断・表現」「資料を活用する技能」をバランスよく学習することのポイントを助言していただきました。

社会科は学習内容のボリュームが多く、教師の説明が中心になりがちですが、今日のような授業を単元計画に盛り込みながら、確実に力をつける授業づくりの研究に励んでほしいと思います。

     

★7月5日(木)

1時間目、松下先生の3年生国語科「説明文 黄金の扇風機」の授業がありました。

筆者の考えを捉え、文章を読み比べて自分の考えを持ち、文章にまとめることが単元の目標です。

本時は単元の導入です。松下先生は、毎時間反復している漢字テストをした後、形式段落を意識して聞くように指示し、読み聞かせました。次はペアでの音読です。「日本人とエジプト人の美的感覚の違いと筆者の考えを捉える」ということをめあてに掲げ、前半部分について読み取っていきました。

日本人の筆者 田中真知さんは、自分がカイロで暮らした経験をもとに、たくさんの日用品や家具などが、日本とどのように違うか、目に浮かぶように書いています。「扇風機の金色の羽」にはじまり、ピンクに金の花柄のベッド、金ぴかチョウチョの飾りがついたパンプスなど、生徒たちは、日本人の好みとはかなりかけ離れていることに共感しているようでした。

説明文は、「はじめ・なか・おわり」という構成で書かれていることが多く、筆者の考えがまとめられている文章を見つけて要点をつかむことが大切です。

小学生も中学生も、説明文は難しいと感じる子どもが多いようです。でも、他の教科書や新聞、何かの説明書等、日常生活の中にある文章は、大部分が説明文です。文章の構成を理解し、大切なことを落とさないで読み取る力をつけるためにも、日常的に文章を読むことに慣れ、生活に活かすことができるようになってほしいと思います。

   

 

★7月4日(水)

4時間目 出水先生の1年生数学科「一次方程式」の授業がありました。

方程式や不等式の必要性や意味を理解し、一次方程式を具体的な場面で活用できるようにすることが単元の目標です。

本時は「天秤を使って4つの量を比べる」という場面絵から、まず最も多い量はどれかを考えた後、あめの重さXが求められる場面絵はどれかを考えます。

出水先生は話し合いのテーマを端的に伝え、全員起立するように指示しました。日常的に話し合い活動を取り入れているため、生徒たちはすぐに話し合いをはじめます。終わった班から着席するので終了がひとめでわかり、すぐに次の活動に入りました。

あめの重さを求められる場面絵はどれか、どうやって求められるかについて、次は班でホワイトボードにまとめます。

意見が分かれている班、さっと決まって書きだす班。どの班も真剣に説明し合っていました。

最後は前で発表です。中には図を使ってわかりやすく説明できる班もありました。

数学的活動の一つ「数学的な表現を用いて筋道立てて説明し伝え合う活動」は、主体的、対話的で深い学びを進めて行く上で非常に大切であると考えています。「答えはわかるけど、なぜそうなるかと言われたら???」これでは深く理解しているとは言えません。活発に説明しようとする意欲が伝わってくる一年生。今後が楽しみです。

     

 ★6月29日(金)

大阪狭山市では、例年夏期に教育委員会主催のたくさんの研修が実施され、大阪府主催の研修と合わせて、先生たちは様々な研修を受講しています。今、申込期間なのですが、中には会場や道具などの都合で、人数制限がある場合があります。

今年は、「安心安全なネットの利用について」の研修が応募人数を大幅に超えたため、今日はくじ引きをしました。

外れた先生たちはとても悔しがっています。でも、みんな研修への意欲が高くて楽しそうです。

7月末に、狭山中学校独自のネットに関する研修を行う予定ですので、そこでしっかり学んでほしいと思います。

  

 ★6月26日(火)

5時間目 高橋先生の2年生家庭科「エコバック製作」の授業がありました。

ミシンを調整して、布をゆがまないように作業することが、単元の目標です。

高橋先生は本時の作業について、前で実物を用いでわかりやすく説明しました。バックのマチの部分を縫うのですが、縫う部分がバックのどの部分になるのかをイメージできないと、別々に縫うマチを一度に縫ってしまうなどの間違いが起きてしまいます。

また、左右のマチを対象的かつ立体的に仕上げるために、布を二等辺三角形に正しく折って、まち針を打たなくてはなりません。

先生の説明後、生徒たちは班ごとに速やかにミシンを準備し、作業に入りました。余り糸の始末に苦労している生徒、ミシンの調整ができなくて困っている生徒、印どおり縫えなくてやり直そうかと迷っている生徒・・・いろいろな課題にぶつかりながら、どの生徒も真剣です。作業を終えた生徒は先生のチェックを受けたのち、アシスタント(名札を付けます)として、友達の作業を手伝ったり、ミシンの調整をしたりして、時間内に全員が終えることができるように応援していました。

一人ひとり選んだカラフルな模様の布地。どんなエコバックに仕上がるかとても楽しみです。

家庭科を通して、生活を工夫し、創造する力を身につけてほしいと思います。

     

★6月26日(火)

3時間目 菊先生の3年生音楽科「リコーダーアンサンブル『エーデルワイス』」の授業がありました。

和音と単音を理解し、響きのバランスを工夫して主体的・協働的に表現することが、単元の目標です。

小学校ではソプラノリコーダーで「エーデルワイス」を演奏した経験がある生徒たちですが、アルトリコーダーは運指が難しくなっています。

菊先生は、本時のめあてを示した後、パート練習をするよう指示しました。生徒たちは、班ごとに音を確認しながら練習します。続いて、高音部と低音部を合わせた演奏の練習です。場面に応じて菊先生がポイントを伝え、初めは単音で始まり、和音の幅が大きく広がった後、最後は単音に戻るというメロディーを意識させました。

そして、班ごとに「どんな演奏をめざすか。そのためにどうするか」という目標をホワイトシートに書かせ、順に発表していきました。緊張したり、照れたりしている生徒もいましたが、どの班も協力して楽しそうに発表していたところが素晴らしかったと思います。最後はきちんと振り返りをまとめていました。

楽器の演奏は、曲の背景と構造を理解して、表したい感じを工夫しながら表現することが大切です。演奏する技能を高めて、豊かに表現できるようになってほしいと思います。

    

★6月22日(金)

5時間目 牛田先生の1年生数学科「文字式のつくり方 ~自分の考えを説明できるか?~」の授業がありました。

具体的な場面で文字式を用いて表したり、処理したりできるようになることが、単元の目標です。

牛田先生は、下図の碁石の数をどんな文字式で表すことができるかを尋ね、基本となる考え方を発表させた後、全員が説明できるようにグループで確かめ合わせました。

その後、他の考え方を探して、文字式に表して説明しようと伝え、一人ひとり、図に考え方を記入し始めました。生徒たちは、どこで区切りを入れて式に表すのがよいのか、一生懸命考えていました。

・4X-4  ・4(X-1)      ・(X-2)×2+2X  等々たくさんの考えを班の中で交流した後、ホワイトボードに書いて発表していきます。9つの班はそれぞれ説明するうちに、同じ考えの班はどことどこ・・というようにいくつかの考えに分類できることに気づきました。最後に牛田先生は、「すべての式は簡単にすると同じ式になること」に気づかせるとともに、「文字式で表すよさ」を伝えていました。算数から数学へかわった一年生。数学の面白さに気づき、ああでもないこうでもないと、粘り強く問題解決に挑戦していってほしいと思います。

    

 ★6月21日(木)

6時間目 塩月先生の2年生数学科「連立方程式」の授業がありました。

「加減法や代入法を使って、連立方程式を解くこと」「かっこや小数・分数係数を含むなど複雑な連立方程式を解くこと」が単元の目標です。

塩月先生は、本時のめあて「特別な連立方程式を解こう」として、

4x+8y=6x+5y=7  を提示し、すぐに自力解決に向かわせました。生徒たちは今までの学習したことを活用して解こうと真剣です。連立方程式の2段に変形することは気づいても、「あれ?どこかで間違えたかな?」と見直す生徒や、解が整数と思い込んで立ち止まる生徒も・・・

その後、班で説明し合い、ホワイトボードに考え方をまとめていきます。この話し合いを通して、初めは戸惑っていた生徒も理解が深まっていきました。

次は、全体での発表です。「連立方程式を解く過程の一部分」を班の中で役割分担して、全員で説明していきます。多項式、定数項、代入などの数学的用語を用いて、どの班もスムーズに説明するのに驚きました。一つの問題を繰り返し説明し合い、解き方を確実に習得する・・・パターンを覚えて機械的に解くのではなく、このような授業で思考力を働かせ、様々な場面で主体的に問題解決できる力を育ててほしいと思います。

   

 

★6月21日(木)

5時間目 山本芽依先生の1年生女子保健体育科「バレーボール」の授業がありました。

バレーボールの基本的な技能を身につけるとともに、仲間とのコミュニケーションを通してチームプレイができるようになることが、単元の目標です。

「空間でボールを操作し、つなぐ。落としたらアウト」というボールゲームは、小学校ではほとんど経験がなく、オーバーハンドパス・アンダーハンドパスとも、うまくいかない生徒がほとんどです。
オーバーハンドパスは、頭の上前方でボールを両手で包み込むようにしてボールをキャッチする練習、アンダーハンドパスは、両腕を前に出し、片方の手にもう片方の手の甲をのせ、包み込むような感じで親指を合わせることから練習、そして一人でボールを連続してぽんぽんと操作する練習、みんな苦戦しています。

しかし、二人組のペア学習を取り入れ、互いのフォームを観察してアドバイスし合う中で、少しずつボール操作が上手になっていきました。

山本芽依先生は、ボールの真下に体を入れるよう個々の生徒にアドバイスしながら、応援しています。しっかりとひざを曲げて重心を低くしようとする生徒たち、みんな汗をかいて一生懸命です。
最後に「班で、10回以上パスを続けよう!」と先生が伝え、体育館いっぱいに6つの輪できました。各班とも「うわー!」「ナイス!」「おしい!」など、盛り上がったところでホイッスル。ふり返りの発表では、10回以上続いてチーム力を実感している生徒や「今度こそ!」の意欲を高めている生徒などの姿が見られ、うれしく感じました。

入学して2か月余りで、準備運動からふり返りまでの体育の授業の流れが、生徒たちに浸透しています。今後は運動の習慣づくりにも意識を高め、さらに体力向上に主体的に取り組んでほしいと思っています。

   

  

★6月21日(木)

1時間目 日置先生の2年生英語科「動名詞」の授業がありました。

動名詞の使い方を理解し、会話の場面で使えるようになることが単元の目標です。

初めにペアで復習をした後、場面絵を提示し、

He likes soccer.(彼は、サッカーが好きです)

He likes playing soccer.(彼は、サッカーをすることが好きです)

He likes watching soccer.(彼は、サッカーを観ることが好きです)

などの表現を説明します。続いて、生徒に9つの絵(running  shopping  swimmingなど)を示し、会話を通して友達が何が好きか情報収集し、英文で記録していきました。生徒たちは生き生きと活動します。

最後は、友達から聞き取った「好き」について、動名詞を使った文章で発表します。shopping が好きと答えた生徒に日置先生は、英語で「どこで、何を買ったの?」と尋ねたところ、「ドラッグストアで洗剤を買った」と答えて、みんな大笑い。楽しいまとめの時間となりました。

英語の授業は、今「話す力の育成」に重点を置いた指導が求められています。生徒たちが間違いを恐れず、積極的に英語で伝え合う授業づくりをさらに研究してほしいと思います。

  

   

 ★6月19日(火)

5時間目 坂井先生の2年生国語科「字のない葉書」の授業がありました。

「登場人物の言葉や行動がどんな意味を持っているかに注意して、作品を読み味わう」「登場人物のものの見方や考え方について、自分の考えを持つ」のが、単元の目標です。

この話は、作者向田邦子さんが、今は亡き暴君の父のことを随筆に表した作品です。「小学一年の末娘を学童疎開にやっている間の父の行動」や「帰ってきたときに声をあげて泣いた父の姿」を想像し、その意味を考えることで、戦争というものについて、深く考えさせられる内容となっています。

坂井先生は父の心情を読み取らせるために、文章の主語を「父」から「私」に置き換えさせていました。初めに一人で考えて書いた後は、グループでの話し合いの時間をつくり、確認し合います。

字の書けない末娘に、宛名を書いたたくさんの葉書の束を渡し、「元気な日はマルを書いてポストに入れなさい」と言って聞かせた父。初めは大きかったマルが、急激に小さくなり、バツになり、ついには葉書が来なくなった・・・時間の経過と父と末娘の心情の変化を読み取り、感じたことをしっかり伝えあうことを通して、考えをさらに深めてほしいと思っています。

  

★6月18日(月)

5時間目 山窪先生の3年生理科「酸、アルカリとイオン」の授業がありました。

酸とアルカリの中和反応について、実験から考察して理解することが、単元の目標です。

小学校の理科では、リトマス試験紙を用いて、水溶液の性質(酸性・中性・アルカリ性)を調べる学習をしていますが、中学校では見えない世界でイオンがどんな反応をしているのかを考察するという難しい内容になっています。

山窪先生は、塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を加えて、黄色→緑→青 と液体の色が変化するのを見せて課題を提示し、ビーカーの中で何が起きているのかを、班ごとに絵や文字でまとめさせ、発表を通して考えを深めるようにしていました。

理科では、ある現象について「なぜ、このようなことが起きるか」と疑問を持って実験や観察に取り組み、科学的なものの見方、考え方を働かせながら、理解を深めることが大切です。

今後も、実験や観察を通して発見したことを絵図に表し、科学的用語を用いて説明する活動を積極的に取り入れてほしいと思います。

    

★6月18日(月)

4時間目 岩本先生の3年生英語科「ストーリー・リテリング」の授業がありました。

既習の語彙や文法を用いて、人物や教科書の内容に自分の考えを付け加え、話すことができるようにすることが、単元の目標です。

岩本先生の今日の授業には、「聞く」「読む」「話すこと(やり取り)」「話すこと(発表)」「書くこと」がすべて含まれていました。生徒たちが忙しく言語活動をしていて、ともすれば参観している私が取り残される感じです。

What is her job?

When did she come to Japan? ・・・

本文に登場する人物について復習した後、「Japanese culture」をテーマにインタビュー活動、さらにリテリングの原稿づくりと進められていきました。

ストーリー・リテリングは、キーワードや絵をヒントに、教科書で学習した本文を再生する活動です。自分のメッセージを加えて伝えることが目標で、文をそのまま暗唱するよりはるかに難しい活動ですが、3年生の生徒たちはこの活動に慣れている様子で、てきぱきと取り組んでいました。「声の大きさ」「口形」「表情」「動作」などを工夫して、さらに豊かな表現力を身につけてほしいと思っています。

     

★6月13日(水)

3時間目 村垣先生の3年生数学科「平方根~有理化~」の授業がありました。

分数の平方根計算ができるようになることが、単元の目標です。

中学3年間の数学で最も難しい平方根計算ですが、簡単な分数を例に取り上げ、分母分子に同じ数をかけてもその大きさが変わらないことをまず復習します。

その例にならって有理化に取り組むのですが、数字にだまされそうになる生徒も・・・

村垣先生は、すぐに間違いを指摘しないで、ヒントを与えながらじっくり考えさせていました。

数学では「間違う経験」「自分で気づく経験」が重要です。しばらくして「あっ!」「わかった!」とつぶやく声。「わかった。できた」喜びが伝わってくる授業でした。

定着のためには、わかったことを自分の言葉でまとめ、反復練習することが大切です。確かな定着につながってほしいと思っています。

    

★6月13日(水)

2時間目 阪上先生の2年英語コミュニケーション「~must,must notを使った表現~」の授業がありました。

「must(しなければならない)・must not(してはいけない)」の違いを理解し、活用して文を作ることが、単元の目標です。

初めに、ペアワークでの復習です。英語によるコミュニケーション力を高めるために、阪上先生はペアワークやアクティビティを日常的に取り入れているので、生徒たちも慣れている様子でした。

続いて、本時のめあてToday's Goal を提示し、ICTを用いて次々と標識を示していきました。パワーポイントは、毎回阪上先生やALTのピーター先生による手作りです。

「You must not use your phone here. ここでは、電話をかけてはいけない」

「You must be careful of Koaras.  コアラに注意!」・・・

発音は、ピーター先生が担当です。

最後に、自分でオリジナルの標識を作り、must must notを用いて作文しました。次の時間に発表します。

マークを視覚で捉え、ネイティブの発音を聞いて、自分で言う、そして、考えて書く・・・

五感を使って、体全体で表現力を高めることをめざす授業展開でした。生徒たちの「伝える意欲」の向上に期待しています。

    

 ★6月12日(火)

4時間目 井之上先生の2年技術科「ナスの栽培~定植後の管理~」の授業がありました。

栽培するために適した手入れの仕方を理解し、生物育成が自然環境に大きく依存していることについて考えることが、単元の目標です。

小学校で、生活科や理科の時間に植物を育てた経験がある生徒たちですが、中学校の技術科では「支柱の立て方、摘芯や摘芽」など、本格的な世話の仕方を学びます。

知識理解の部分を技術室で確認した後、学校菜園へ移動し、実際にナスを観察しながら手入れをしました。井之上先生によると1学期は基本的な内容や知識理解の部分に重点を置き、2学期以降は実習を中心に取り組むとのこと。

授業で理解できたつもりでも、実際にやってみると難しい・・・狭山中学校の学校菜園の隣の畑に、何倍にも大きく育って実もつけている「ナス」を発見!!こんなところからもわかりますね。

今後の実習を通して、ものづくりには「一定の技術が必要なこと」や「コツがあること」に、きっと気づいてくれることと思います。そんな「技術のポイント」や「コツ」について、気づいたことを積極的に伝え合ってほしいと思っています。

井之上先生は、技術科を通して、もの作りを楽しむことができる人を育てようとしていることがわかる授業でした。

  

★6月12日(火)

1時間目 川口先生の3年数学科「平方根~根号を含む加法や減法のやり方は?」の授業がありました。

平方根を含む簡単な式の計算と、根号の中が同じ数の和は、分配法則を使って簡単にできることを理解するのが、単元の目標です。

「主体的・対話的で深い学びのある授業づくり」をめざし、班での学び合いとICTを日常的に取り入れて、生徒たちが「なぜ、そうなるのか」を考え、数学的用語を使って説明する場面を多くつくっています。

√2+√3=√5 これは正しいかどうか?という問題について、どの班も「正しくない」と一致しましたが、果たしてどう説明するか・・・班ごとにホワイトボードに書いた考えは、2種類。それぞれの考えについて説明し合いました。

さすが3年生。ノートをとるのはかなり上手くなっています。どの生徒も大切な部分を強調して、工夫していました。説明するのは難しい数学ですが、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら問題に取り組み、問題解決力を高めていってほしいと思います。

    

 

★6月11日(月)

5時間目 高岡先生の1年理科「水の通り道と葉脈の関係」の授業がありました。

植物に関心を持ち、植物の種類を分類することができるようにするのが単元の目標です。

小学校からさまざまな生き物について観察してきた生徒たちですが、中学校の分類には科学的な思考が必要になってきます。高岡先生は、カボチャ、ナス、アスパラガスなど数種類の植物に赤い色水を吸わせ、維管束の観察ができるように前日から準備しています。生徒たちは、観察とスケッチをしながら、葉が平行脈か網状脈かを見分け、道管の位置との関係に気づいていきました。

理科の学習では、観察や実験を通して新たなことを発見することが大切です。科学的用語を用いて、自分の考えを積極的に伝え合うようになることを願っています。

   

 

★6月11日(月)

4時間目 杉本先生の1年社会「世界の諸地域 アジア州」の授業がありました。

アジアの国々についての理解を深め、成長の要因について考えるのが、単元の目標です。

本時は、中国の社会の状況について、ワークショップ形式を用いて、中国の人々の生活と政策の関係を考える授業でした。

まず、「中国について知っていることは?」という問いかけに「パンダ・中華料理のあれこれ・万里の長城・一人っ子政策」などの短答。その後、杉本先生は、「今日、この教室は中国へ行くよ」とワークショップを展開。中国の「さまざまな政策の変化」や「沿岸部と内陸部の差」が、人々にこんな影響をもたらしたという疑似体験をと通して、考えを深めていきました。

人々の生活の格差や都市化の課題などについての学習は、中学一年生にとっては難しい内容ですが、まず関心を高めることが地理のスキルアップにつながると感じる授業でした。自分の班が当たった人物になりきって、セリフを発表し合うのもいいと思います。

  

 

★6月11日(月)

1時間目 神宅先生の2年理科「化学変化と原子・分子」の授業がありました。

原子や分子のモデルを用いて化学反応式を考え、説明するとともに、日常生活とも関連させてとらえることが単元の目標です。

化学反応式をつくる手順を全体で抑えた後、班ごとにモデルのカードを使って、「酸化銅から銅を取り出すときの化学反応」について考えます。「自然界に多く存在する分子の組み合わせは、結びつきやすい組み合わせであること」などをふまえて、式の左右の原子の数が合うように、一生懸命考えていました。

見えない世界を、モデルのカードを使って見える化し、操作を通して理解できるようにする・・・そんな工夫が、子どもたちの関心を高める授業でした。

科学用語を使っての説明の場面はまだまだ消極的ですが、どの生徒もノートを工夫して丁寧に取っているところは感心しました。

科学用語を身につけるためにも発表への意欲を高め、自分の言葉で説明できるようになることをめざしてほしいと思います。

  

 

 

★6月8日(金)

1年生保健体育科「バレーボール」の山本克也先生の授業がありました。

「主体的・対話的で深い学び」をめざす「学びの地図」を作成し、その目標達成をめざして、全教員が授業をしていきます。

今日の保健体育の授業は、準備運動→目標の確認→班別練習→作戦タイム→ゲーム(2×3試合)→ふり返り

と、学習過程が明確でハードスケジュール。時間に全く無駄がなく、言語活動もたくさん取り入れられていました。

入学して2か月で、保健体育科の授業の流れに沿って、てきぱき動く生徒たち。

山本先生は「声かけができたとき」「チームプレイでつなげたとき」を見つけては褒め、生徒たちの意欲の高まりが感じられる授業でした。

技術はまだまだ未熟な生徒たちですが、バレーボールの面白さや楽しさ、チームで協力することの大切さは、しっかり学べたように思います。

     

 

★5月25日(金)道徳の研究授業をしました。

1年で「真の友情」について考える道徳の授業を、出水T&田中Tのティームティーチングで行いました。

教科となる道徳の授業では、「議論し、深め合うこと」が求められています。道徳資料「アキラの選択」を場面ごとに読み取った後、登場人物になったつもりで、つぶやきを発表してもらいました。

少しはにかんでいる生徒もいましたが、どの生徒も真剣に取り組んでいました。

最後の「真の友情にとって大切なものは?」についてのワークシートへの記述では、「互いに自分の意見をもつこと」「互いの個性を理解すること」「なんでも打ち明け合い、信じること」などが書かれており、授業の深まりを感じることができました。そして、意欲的に発表しようとする生徒たちの姿がありました。

一番の反省は、議論をする時間を十分とれなかったことです。

最後に、担任の出水先生からは、「授業でたくさんの生徒が発表して、素晴らしかったこと」「宿泊学習では、一層いい友達関係を築いてほしいこと」とのお話がありました。

継続的に研究に取り組みたいと考えています。

 

  

  

★5月18日(金)熱中症の研修を実施しました。

食物アレルギーの研修に続いて、大阪南医療センター小児科の医師 西 一美先生をお招きし、熱中症についての知識と未然防止について学びました。

今回も、状況に応じた適切な判断ができるよう、実際の場面を想定した対応シミレーションを取り入れました。

当日は、市内の他の学校からの参加者もあり、質疑応答の時間には具体的な質問も出され、理解を深めることができました。

これからの季節、熱中症を起こしやすい環境になってきます。生徒たちとともに健康管理への意識を高め、予防に努めたいと考えています。ご家庭でも特に「食事」や「睡眠」など、健康管理に気をつけていただきますようよろしくお願いします。

  

  

★4月19日(木)食物アレルギーの研修を実施しました。

大阪南医療センター小児科の医師 井上徳浩先生をお招きし、食物アレルギーについての知識やエピペンの使い方について学びました。さらに、実際の場面を想定したシミュレーションも行いました。

役割を決めて、エピペン使用に至る過程をシミレーションすることで、今まで気づかなかったことへの意識が高まるとともに、教職員の連携の大切さをみんなで共有することができました。

 

  

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狭山中学校では、教職員の資質向上をめざして、さまざまな研修を計画的に実施しています。

また、新学習指導要領の移行期をふまえ、狭山中学校の生徒の状況に応じた研究に取り組んでいます。

今年度の研究テーマは、

ー主体的・対話的で深い学びのある授業づくりー として、

 ★自ら問いを発する生徒

 ★対話を通して、粘り強く課題を解決する生徒

 ★自分の考えをふり返り、深めようとする生徒

の育成をめざしています。

このページでは、校内で実施した研修会やテーマに基づく授業研究について、紹介します。