10月16日(火)特別の教科 道徳の校内研修を行いました。

6時間目3年C組で、橋本先生による道徳の研究授業を全教職員で参観し、研究討議を行いました。

友情と信頼をテーマとする「ぼくは伴走者」の教材を用いた授業です。導入部分では、1学期に実施した車椅子体験をふり返り、登場人物「ぼく」と「ひろし」の置かれている状況をイメージしやすくします。

資料を読み、終末部分の「ぼく」は、「自力で完走したい」というひろしを介助すべきかどうか・・・について考えます。まず、ワークシートに自分の考えを書いた後、班で話し合います。橋本先生はたっぷりと話し合いの時間を取り、考えが深まるようにしていました。どの班も意見が分かれるものの論題に集中し、自由に意見が言える雰囲気でホワイトボードにまとめていきました。

最後は代表による発表です。「介助する…理由は、今日まで一緒に練習してきた仲間であり、努力してきたのだから、ひろしも助けることを認めると思う」「介助しない…完走したいひろしの気持ちを尊重したいので、全力で応援する。一人でできた方が達成感があると思う」等々

最後のふり返りで、ワークシートに「助けるのも友達・・・見守るのも友達・・・」と書いた生徒。しんどい思いをしている友達を見守るのは辛いけど、苦労が実るとお互いとてもうれしい」と書いた生徒。全体での発表を聞いた生徒たちは、「友情」についての考えを深めていました。

授業後の研究討議会では、「学級で、自由に発言できる雰囲気があったから深まっていた」「どの生徒も一生懸命取り組んでいた」「議論する道徳をめざして、学習過程が明確であった」「ワークシートは評価につながるよう観点を絞るのがよいのではないか」「ホワイトボードに書かれた各班のまとめを活かして、再度生徒に考えさせてもよかったのではないか」などの意見が活発に出されました。

市教委指導主事からは、「狭山中学校の授業改革の推進が感じられる。新学習指導要領がめざす「主体的・対話的で深い学び」の「深い学び」に子どもたちを導くのは相当な工夫がいる。道徳は評価の研究も大切であるので、併せて、今のこの雰囲気を大切にして研究を推進してほしい」とのお言葉をいただきました。

★班での話し合い⇒前に出て発表⇒終末のふり返り

         

★研究討議の様子  先生たちも、生徒たちに負けないようにしっかり話し合いました!

くじで班決め⇒授業者から本時のふり返り⇒班で話し合い⇒全体で共有⇒市教委指導主事による指導助言

        

10月15日(月)1年生の数学の授業研究がありました

単元は、比例と反比例です。習熟度別に分かれて、少人数で学習を進めています。

2コースとも同じ目標に向かって、数学的用語の確認やグラフの描き方など、小学校からこれまでに学習したことをふり返りながら、生徒たちができる限り自力で問題を解けるように工夫を凝らした授業でした。

牛田先生のコースでは、導入の算数用語の復習の場面で個々にミニホワイトボードを持たせ、答えがかけたら先生に提示する方法で、すべての生徒への定着を図ります。

出水先生のコースでは、「Y=aX  の比例のグラフは、1点が定まれば描ける理由は・・・?」との先生の問いに、

「比例のグラフは、原点を通る直線だから、1点と原点を結ぶ直線で完成する!」と答える生徒たち。

一人の説明で終わるのではなく、また違う生徒が、さらに違う生徒が・・・

同じ説明を繰り返しながら、どの生徒も説明できるようになることを粘り強く指導していました。

このように少人数ならではの指導を通して、生徒の学習意欲の向上をめざすとともに、確かな学力の定着を図りたいと考え、さまざまな指導方法を取り入れて研究しています。

参観いただいた市教委アドバイザーからは、「どの生徒も意欲的に取り組んでいたのが素晴らしい。生徒の学力向上のために、いろいろな工夫が感じられた。小学校算数で、比例は一定理解できているが、反比例は生活場面でのイメージが難しく、十分理解している生徒は少ないと思われる。これからもきめ細かい指導を続けて、数学の概念をしっかり育てていってほしい」との助言をいただきました。

   

9月26日(水)2年生の英語の授業です!

2年生の英語科「好きな国について、エッセイを書こう」の授業がありました。

この単元では、「自分で書くことを決め、その理由を明確に示して書く」ことが求められます。全国学力・学習状況調査の「国語」の結果においても、「文章の構成を工夫したり、表現を工夫したりして自分の考えなどを書くこと」については、全国的に課題があると分析されており、本校でも課題を感じています。

このような状況をふまえ、「間違いを恐れずに積極的に英語を使う姿勢を大切にする」「ペアやグループでの学習形態を工夫する」ということに重点を置き、「どの生徒も確実にエッセイが書けるようにする」ことをめざして、ALTを含む4名の教員によるティームティーチングを行いました。

初めの3hints Quizでは、ICTで大きく提示された英単語を二人組の一人が見て覚えます。(この間、もう一人は机に伏せています。)その後、先生の合図で一斉に立ち上がって、相手に英語で単語の説明をし始めました。この時の生徒たちの表現力の豊かなこと。何とか相手に単語を当てさせようと身振り手振り、伝える意欲全開の生徒たちの姿にびっくりしました。4人の先生たちはグループを分担して受け持ち、うまく説明できた生徒を評価したり、少しヒントを付け加えたり…

続いて、エッセイの構成の学習です。4人の先生たちが前に集まってきました。生徒たちは興味津々です。先生たちによる役割演技(?)で、4人グループでの学習の進め方が一気に伝わりました。それぞれの先生たちが黒板に、一文ずつ書くたびに生徒から楽しい声が聞こえ、ここでも生徒の意欲を自然に引き出すことができていました。

先生にならって、いよいよ班での活動です。与えられた時間は10分間。みんな一生懸命です。どの班もできるだけたくさんのエッセイを作ろうと、英単語が飛び交います。4人の先生たちも大忙し。固有名詞のスペルを尋ねられたり、「これは、この国の名物だったか?」と相談されたり…支援と評価の連続です。

最後は、発表とふりかえり。

I like Italy.

I will tell you three reasons.

First,I want to eat pizza.

Second,I want to see the Coloseo.

Third,I want to go to Rome.

I hope that I will go to Italy soon.

こんなエッセイを10分でいくつも仕上げていくのですから、びっくりです。とにかくどの生徒も休む間のない忙しく楽しい1時間でした。

市教委から来ていただいたアドバイザーの先生には、「今日のような授業を繰り返すことで、自分の意見を言うことや書くことへの抵抗がなくなる。苦手そうな生徒も、順番が回ってくると助けてもらって参加し、繰り返すうちに、文の構成を自然に理解できていた。英語でも日本語でも、同じだなあと感じた。次は、自分のエッセイを体全体を使って、自信をもってダイナミックに表現してほしい」との助言をいただきました。

          

9月21日(金)

1年生の出水先生の道徳の授業研究がありました。「銀色のシャープペンシル」という教材を使って、「良心」について考える内容です。拾ったシャープペンシルを自分のものにして使っていたことに端を発し、自己を正当化するために次々とうそをついてしまう主人公と、友人でありシャープペンシルの持ち主である卓也との心の対比を通して、主題に迫ります。

生徒たちは主人公の立場に立って、場面ごとにどんなことを考えているかをワークシートに書き込んでいきました。「心の中で、善と悪が綱引きする感じ」・・・内なる良心の声に耳を傾けることが、よりよく生きる上で大切であるということに、これからもさまざまな場面で意識していってほしいと思いました。

本校では、次年度の完全実施にむけて「特別の教科 道徳」の研究に取り組んでいるところです。全学年ともワークシートのふり返り部分を揃えながら、生徒の心の成長を促す評価の文章表記について、研究しています。

写真は、1年生の各クラスでの道徳の授業風景です。

    

 

8月17日(金)

チームワーク研修がありました。この研修は、一定の経験を積んだ先生チームが企画した内容について、ワークショップなどを通して体験的に学ぶ大阪狭山市独自の研修です。
前半は、企画チームの先生たちによる進行で、実際に学校現場で起きる子ども同士のトラブル対応について、ロールプレイを通して考えを深めました。「そんな対応の方法もあるのか」「自分のクラスでも同じような出来事があったので、とても参考になった」などの感想がありました。
後半は、大阪教育大の岡田先生のワークショップです。生徒の話を心で聴くカウンセリングの手法や、肯定的な受け止め方で高め合うデスカッションなどを体験的に学びました。
学級経営も、学校運営も、ポジティブなイメージを抱いてアプローチすることが大切であるということがよくわかりました。
狭山中からは、10名以上の先生たちが参加しました。どの先生もこの日は授業を真剣に受ける生徒のような表情で、他の学校の先生たちとともに話し合い、課題解決をめざしていました。
 

   

   

  

 8月10日(金)

今日は、保育所・幼稚園・こども園・小中学校の全教職員を対象とするダイナミックな研修会「タイムリー研修」がSAYAKAホールで開催されました。主催は、大阪狭山市教育委員会と大阪狭山市教育研究会です。前半は南中学校区の実践発表、後半は「学校で配慮を要するLGBTの児童・生徒について」の講演会を聴きました。タイムリー研修は、時代の変化に伴う新たな教育課題をテーマに、毎年開催されています。時代の変化に適切に対応する力を高めることをめざして、狭山中学校の先生たちも、さまざまな分野に視野を広げ、積極的に学んでいます。

   

夏休み中には社会体験研修があり、本校から2名の先生が参加しました。また、初任者の先生たちは、「ふるさとさやま発見研修」に参加しました。この他、大阪府教育センターが実施する研修も連日行われ、多くの先生たちが入れ替わり参加しています。中学校の先生たちは、夏休みも部活動と研修で充実した日々を過ごしています。

 

  

8月2日(木)

「狭山中学校区元気あっぷ事業」校区交流会を行いました。会場は北小学校で、本校の教職員も多数参加しました。

元気あっぷ事業は、中学校単位に保育所・幼稚園・こども園・小中学校の全教職員を対象に、自ら研修や交流会を企画運営して実施するものです。今年度も運営委員を中心に企画し、本日は、合同研修会とテーマ別分科会を行いました。

研修のテーマは「子どもの理解を深めるために」とし、梅花女子大学の伊丹昌一教授を講師として、支援を必要とする子どもに気づくポイントや、子どもたちの笑顔のために私たちができる支援のあり方について学びました。

後半の分科会は、「外国語教育・人権教育・支援教育・生徒指導・健康安全指導」の5部会に分かれて交流し、伊丹先生と市教委の4名の指導主事に各分科会で助言をいただき、理解を深めることができました。

   

  

7月30日(月)

午後2時から、支援教育担当者が集まって、教材づくりの研究をしました。

5種類の教材は、「大事なことを落とさずに聞いたり読んだりする・相手の気持ちを考える・文字を正しく書く・分類する・計算する」などの要素を盛り込むことができ、主に絵カードを用いて楽しく力を伸ばすものです。

手作りの絵カードを使って、人物の特徴を把握して、マンションのどの部屋にいるかを考えたり、レシピを自分で読んで、必要なものを揃える計算をしたり、種類を考えて分類したり・・・生徒の状況に合わせて使い方のバリエーションは無数に広がります。

今後も生徒の顔を思い浮かべながら、互いに工夫し合って、教材づくりに励みたいと思います。