7月31日(水)タイムリー研修がありました

SAYAKAホール(小ホール)にて、大阪狭山市保幼小中学校の全教職員を対象とするタイムリー研修が行われました。

「一人ひとりの子どもを大切に育むために」と題して、午前中は第三中学校区の実践報告と「愛着に課題のある子どもについて」、午後は、東小学校教諭と第三中学校教諭の人権教育の実践報告と講演会「あーよかったな あなたがいて~つながりと感動を合言葉に~」がありました。

本校からは、部活動の対外試合付き添い以外の先生たちが参加し、タイムリーなテーマの内容を学ぶとともに、身近な仲間の実践報告を聞き、意識を高めることができました。次年度は、本校が報告することになっています。

   

7月19日(金)校内研修を実施しました

研究・研修部の企画で、全教員が集まって模擬授業を行いました。ICTを用いて、国語の万葉集について学びます。生徒役の先生たちは9班に分かれて、与えられた課題「和歌に詠まれた背景と作者の心情は?」について、話し合い、まとめて発表しました。

「班は4人がいい」「どの生徒も活躍できる役割分担が大切」「時間設定を工夫しないと」「学習課題は、解決したくなるしかけが必要」等々、生徒役になってみて初めて気づくことがたくさん出てきました。

市教委から来られた指導主事からは、「先生たちの意欲の高さが素晴らしい。このような模擬授業を通して、新学習指導要領で示されている『主体的・対話的で深い学び』について、さらに研究を深めてほしい」との助言をいただきました。

夏休み中には、校内研修の他、大阪府や本市教育委員会が主催する研修会が数多く実施され、本校からもたくさんの先生たちが受講します。まさに先生たちの熱い夏がスタートしました!暑さに負けないで、個々の力量アップに励んでほしいと思います。私(田中)も励みます。

        

 

7月10日(水)社会科★杉本先生の授業研究です

3時間目、1年生の社会科「体感!ワークショップ中国」の授業がありました。ワークショップを通して、中国の経済や政策、産業などについて学習を深める特別な授業です。私(田中)も一つの班に入って、一緒にワークショップに参加しました。

杉本先生は、はじめに、既習事項について、美しい手作りプレゼンテーションで復習させ、ポイントを押さえていきました。そして、「今日は、この教室が中国になったつもりで、学習します」と伝え、1~9班に「立場カード」を配付し、班ごとに読み上げさせました。私の班は、立場Aで「北京に住む若者男性で学歴は大学卒。農村出身。定職はなくアルバイトで生活。農村に帰りたくない一人っ子。資産は5万元」です。このように9種類の立場が与えられました。スタート直後から、貧富の差や日本との違いを感じ、中国の一人の立場を実感できます。その後、アクションがどんどん示され、政策や環境問題、急な経済状況の変化等で、資産が変化するのを体験します。アクションでは、「どの場所で、何が起きたか。どんな産業に影響が出たか」が示され、そのたびに地図で確認するので、中国の地名やその地の産業についての理解も深まりました。アクションが示されるたびに、「やったー!」「えー、それは困るよ!」等の声が上がっていました。

最後に、「中国にある経済格差をなくすための方法」の提言を、80~100字でまとめるという課題が与えられました。難しいテーマだなと感じましたが、ワークショップを通して体感したことを、生徒たちは最後まで熱心にまとめていました。

社会科は覚えることが多くて、私は苦手な教科でしたが、今日のように実際の場面を主体的に捉えて学ぶのは楽しいと感じました。また、政策や産業を丸暗記するのではなく、社会の状況を幅広く理解して自分の考えを持つことが大切であると感じました。

7月10日(水)理科★山窪先生の授業研究です

2時間目、1年生の理科「物質の状態変化」の授業がありました。「実験から考察したことを班でまとめ、粒子のモデルを用いて、状態変化を説明する」ことが、単元の目標です。

山窪先生は、はじめに、少量のエタノールを入れた袋をお湯で温め、袋が膨らむ様子を見せました。「なぜ膨らんだのか?」と問い、中の液体の状態が変化して体積が変化したことを押さえました。そして、本時はロウを使って、その状態変化と体積や質量の変化を調べることを伝え、安全に実験を行うための注意事項について確認をしました。

続いて実験に入ります。班活動にもずいぶん慣れた1年生は、手際よく準備に取り掛かりました。ガスバーナーも落ち着いて着火しています。溶かす前の質量を測り、溶かした班を回って、先生が液面の高さに赤いテープで印をつけます。氷水で冷やして固体になったロウの質量を測り、体積の変化を比べました。

ここから考察です。先生はあらかじめビーカーの絵を描いたホワイトシートを用意し各班に、「液体のときと固体のときの状態について、6個の粒子でそれぞれ表すように指示しました。生徒たちは、体積の変化から粒子の状態を想像し、まとめて発表していきました。「液体のときはすき間があるが、固体はない」「固体はぎゅっとまとまっているが、液体はばらばら」「粒子の数は同じだが、液体は広がっている」など、自分の言葉で分かりやすく説明することができました。

中学校では、科学的思考を深めることが求められます。見えない世界を想像して考察する楽しさを感じながら、実験や観察を通して、その根拠を探っていってほしいと思います。

7月8日(月)美術科★永山先生の授業研究です

3時間目、1年生の美術科「色の整理」の授業がありました。色の感情や機能について理解し、絵の具を混色してイメージした色を作って、着色することが単元の目標です。

初めに永山先生は、「寒色と暖色について、どんな印象を持つか」を考えさせました。「涼しい・寒い感じを与えるものと言えば?」の問いに生徒たちは、「氷・雪・アイスクリーム・海・扇風機…」「温かい・暑い感じを与えるものは?」では、「こたつ・炎・ストーブ…」などたくさん出てきました。ここまで短時間でワークシートにまとめ、実技に入りました。1年生は美術の基本的な内容として、ポスターカラーによる混色や絵筆遣いなどを学んだばかりですが、B5サイズの画用紙が配られると手際よく作業を始めました。テーマは「季節のイメージを色で表現すること」です。

冬を選んだ生徒は、青・水色等を中心に塗っていますが、夏を選んだ生徒もよく似た色を選んでいます。「冬の寒さ」「夏の青空と海」「春の桜や野山」「秋の落ち葉や木の実」等々、豊かにイメージを膨らませることができていました。50分の授業の中で、理論的な学習と実技をこなすのは大変ですが、イメージ力・配色のセンス・筆遣いのきめ細やかさや丁寧さなどは、実生活でも大いに役立つ内容だと感じました。どんな作品に仕上がるか、楽しみです。

7月8日(月)数学★山口先生の授業研究です

2時間目、1年生の数学科「文字式」の授業がありました。下図のストローの本数の求め方を式に表し、その考え方を説明することが、本時の目標です。

山口先生は、学習課題を提示した後、「結衣さんの考えは、1+3×4」と黒板に書いて、結衣さんはどんな考え方をしたのか班で話し合うように指示しました。生徒たちは、数字の1はどの部分か、3×4は何を表す式なのかを自分で考えた後、話し合いに入りました。どの班も意見を出し合って、どんどん用紙に記入していきました。

色マジックで、このように塗り分けた班があります。ほかにも、「3」を表す部分をマジックで囲んで、「初めの縦のここ(赤いストロー)が1で、その後は、3つずつのまとまりと考えるとそれが4つあるから…」と上手に説明していきます。

続いて先生は、他の考え方を式に表してみようと2つ目の課題を与えました。なかなか考えが浮かばない生徒もたくさんいますが、みな真剣です。一定の時間後再び班で話し合って、たくさんの考え方が見つかりました。

上図は、4×4-3の考え方を図に表したものです。生徒たちは、試行錯誤を繰り返しながら考え、他の班の説明を聞くことで、さまざまな求め方があることを学びました。次々以降に、「正方形がx個できるとき、ストローの数は何本か」を求める式を文字を使って表します。「算数から数学へ」移行した一学期ですが、このような学習を通して学び合い、問題解決力を高めてほしいと思います。