9月18日(金)3時間目 1年生家庭科「住生活と自立」楠本先生の授業がありました

本時の目標は、「災害に備える」です。

始めに楠本先生は、9月4日にあった880万人訓練時の緊急速報メールの画面をスクリーンに映し、日本で起きる災害について何があるか考えたあと、最近の台風や河川の氾濫の動画を見せ、自然災害の恐ろしさを再認識する時間を作りました。

次に避難時に何を持ち出すか、個人で考えます。一人ひとり、少しずつ違ったものがあり、「あーなるほど」「それも欲しいな」等、共感している様子がみられました。

そして、「食料」「衣類」「防寒」「睡眠」「情報」「衛生」「応急処置」「その他」の項目にしぼり、1人で3日間、避難生活をするための非常用持ち出し袋の中身(大きさは学校の制カバンの大きさ)を班で考えました。グループで討論する中で持ち物が絞られていきます。どのグループでも共通して出てくる「缶詰め」や「毛布」だけでなく、「自分のストレス発散用の道具は絶対必要」といったグループもありました。

最後に楠本先生は市販されている非常用持ち出し袋を持ってきて、中身を一部を紹介しました。エマージェンシーシートや軍手等、子どもたちの発想からはなかなかでてこなかったものもあり、違った角度から災害時に必要なものを考える時間になりました。

この単元を通して学んだことを、ぜひ各家庭でも話し合う時間をとって、家族としての非常用持ち出し袋を考えたり、防災への意識を高める機会にして実生活に活かしていってほしいと思います。

 

 

 

9月15日(火)3時間目1年生国語科「竹取物語」織田先生の授業がありました

本時の目標は、「竹取物語を音読して、内容を押さえよう」です。

始めに織田先生は、小学校の時に学習している「竹取物語」について、絵本の挿絵を使って、あらすじの復習をしました。その後、ICTを使って本時のめあてと流れを伝えました。

まずは、冒頭部分の音読です。古典の音読には、独特のリズムと音感があります。子どもたちは織田先生の範読を聞きながら、真剣な表情で言葉と言葉の切れ目に斜線をいれていきます。それから冒頭部分の音読練習に入ります。5回ほど練習したらすらすらと読めるようになっていました。そして、暗唱できるように、ICTに本文を写しながら、次第に文字を消していきます。ほんの数分の練習でしたが、言葉の響きやテンポ感を感じ取りながら暗唱することができていました。

次は内容の読みとりです。ワークシートを活用しながら、教科書の本文から必要な情報を読み取って考えていきます。グループでの話し合い活動も交えて理解を深めていきます。

最後にふりかえりを各自でノートにまとめました。小学校の学習内容との違いについて触れていたり、すらすらと音読をするコツをまとめたり、一人ひとりが授業を通して気づいたことや感じたことをふりかえっていました。

文語のきまりや歴史的仮名遣いを知ったり、古文を音読して、古典特有のリズムを味わいながら、古典の世界に触れていくことで、ものの見方や考え方を広げていってほしいと思います。

 

 

 

 

9月14日(月)5時間目2年生数学科「1次関数」出水先生・村垣先生の授業がありました

本時の目標は、「1次関数の式を求めよう」です。具体的には「直線の式を求めることに関心をもち、グラフ、傾き、切片、1点の座標を手がかりに1次関数の式の求め方を理解する」ことをめざします。

始めにT1の出水先生は、大きなグラフを大型TVに映し出しました。そして、既習事項である切片や傾きという数学的用語の確認をしました。傾きの求め方は座標を用いて、横に3、上に2進む直線の傾きは・・・と問い、生徒を指名して、傾きが2/3であることを押さえました。練習問題は、グラフに表された直線の切片と傾きを読み取り、1次関数に表すものでしたが、比較的スムーズに求めることができました。

次は、1点の座標と傾きがわかっているときの直線の式の求め方です。問題は、「点(-3,7)を通り、傾きが -2の直線の式を求めましょう」というものです。

これは、求める直線の式を y=ax+b として、

① a=-2を代入して    ・・・y=-2x+b

②  x=-3,y=7を代入して・・・7=-2×(-3)+b

③  bを計算して      ・・・ b=1

④  式で表す         ・・・y=-2x+b

の4つの手順が必要です。出水先生は、なぜ、(-3,7)を代入するのかについて、「直線上にある点である」ということをしっかり押さえていました。

与えられたこの条件から式を求めることにはまだ慣れていませんが、どの生徒も先生が示した「説明」の手順に沿って、一生懸命解いていました。また、座席はグループの形にでいませんが、互いに説明し合ったり、教え合ったりする場面は、とても温かい雰囲気で高め合っていました。

グラフ、式、表を組み合わせて考える力は、今後数学を活用して論理的に考察する上で、とても大切です。繰り返し練習して、簡潔・明瞭に問題解決ができる力を養ってほしいと思います。

9月14日(月)3時間目2年生社会科「九州地方」杉本先生の授業がありました

本時の目標は、「九州地方の人口や産業の特色について資料を通して理解し、本単元のテーマ『九州地方で、環境を守るための取り組みが行われているのはなぜか』について予想する」です。

始めに杉本先生は、ICTを使ってテンポよく前時の復習をしました。そして、福岡市街の様子を映し出し、本時のめあてと流れを伝えました。

【課題1】は、人口についてです。九州で最も人口が集中しているのは福岡県、次は熊本県です。生徒たちは、プリントや教科書の資料からすぐに読み取ることができました。

【課題2】は、農業と鉱工業についてです。地図から稲作が盛んな筑紫平野、サツマイモやお茶の栽培が行われているシラス台地、きゅりやピーマンを促成栽培している宮崎平野、畜産では牛や豚、鶏を飼育していることがわかりました。

続いて、早くから重工業が発展してきた理由について、説明する文章を書かせました。そして、筑豊炭田や中国から輸入した鉄鉱石や石炭を利用して鉄鋼生産が盛んだったことを知った生徒たちに、杉本先生は、エネルギー革命で機械工業へと転換していった経緯について、たくさんの写真を映し出して説明しました。

最後に【課題3】です。九州地方で環境を守るための取り組みが行われていることについて、自由に予想させ、班で交流して発表させました。「災害が多い」「災害から自分たちを守る」「美しい自然が壊れないように」…

話し合う場面では、生徒の楽しそうな笑顔がたくさん見えました。感染防止で、班活動や話し合いをする時間はたっぷりとれないのですが、できる限り社会的事象について意見を出し合う場を作って、生徒の社会への関心を高めてほしいと思います。

資料を手がかりにして、世の中で起きている出来事について考える力は、変化の激しい社会を生きていく上で大切です。内容が盛りだくさんの社会科ですが、単に覚えるだけでなく、正しい情報をもとに自分の考えや意見を持つようになってほしいと思います。

9月10日(木)5時間目2年生社会科「中国・四国地方」田中先生の授業がありました

本時の目標は、「人口分布と地形や自然環境に合わせた産業の特徴を理解する」です。

始めに田中先生は、ICTを使って前時の復習をしました。社会的用語が定着するように、先生が作ったパワーポイントの虫食い部分を丁寧に確認していきます。どの生徒も大変集中していました。

続いて、二つの資料「人口分布図」「産業分布図」を見比べ、タイマーで3分間を区切って共通点について考えさせました。「生徒うちのあたりに人口が集中している」「人口の多いところで、産業も盛んに行われている」など、気づいたことを発表していきました。

生徒の発表を聞いた後、田中先生は、ポイントとなる場所の写真を映し出し、お城や県庁所在地、官公庁のある位置を確認するなど、地図と実際の映像を結び付けられるように工夫していました。その後、工業や農業、漁業についても大切なところをまとめていきました。

本時だけでも、「瀬戸内工業地域、石油化学コンビナート、促成栽培、養殖…」重要語句がたくさん出てくる社会科ですが、身近なことと結び付けて捉え、社会的事象の意味や意義、特色や相互の関連を多面的・多角的に考察できる力を養ってほしいと思います。

 

9月9日(水)2時間目3年生美術科「パブリックアートを作ろう!」内藤先生の授業がありました

単元の目標は、「パブリックアートについて理解し、作品のよさや工夫を感じ取り、粘土作品に表現する」「芸術家の生き方に学び、思考の手がかりを得る機会になるようにする」です。

本時はその導入です。内藤先生は、スクリーンに『太陽の塔』を映し出し、この作品について知っていることを班でまとめて、ホワイトボードに書かせました。生徒たちの話し合いは、楽しそうです。

「大阪の吹田市にあるよ」「そうそう、万博公園やね」「太陽の塔って名前、岡本太郎って人が作ったって聞いたよ」等々。中には、太陽の塔で表現されている4つの顔について知っている生徒もいて、内藤先生を驚かせていました。

『太陽の塔』が展覧会のテーマ「人類の進歩と調和」のシンボルとして制作されたパブリックアートであることを学んだ後、内藤先生は、渋谷駅の壁面に描かれている岡本太郎さんの代表作『明日の神話』をスクリーンに映し出し、この作品が何を表現しているかを考えさせました。巨大なこの作品は原爆が炸裂する瞬間を表現していますが、「それと同じくらいの強烈さで、人間の誇りのちからが燃え上がっている」という作者のメッセージが込められているそうです。

その後、海外のパブリックアート『エンジェル オブ ザ ノース」を紹介し、最後に、社会で活用されるパブリックアートとして、赤・黄・緑にライトアップされた『太陽の塔』を見せ、その働きを考えさせました。新型コロナウイルス感染状況をパブリックアートで発信し、注意喚起をしていることは生徒たちもすぐに気づきました。

これまで何気なく通り過ぎていた街角にも、大小ざまざまなパブリックアートが点在しています。その素晴らしさや作者がそこに込めた思いを感じることで、自分の世界が広がるように感じた時間でした。